分身

分身 (集英社文庫)

分身 (集英社文庫)

函館に住む鞠子は、子供の頃から母に愛されてないのではないかと悩んでいた。
大学生になり、父の半生と自分の出生とを調べていく内に、鞠子そっくりの人物がテレビに出ていたと聞く。


東京にすむ双葉はアマチュアバンドとしてテレビ出演した。
テレビに出ることに執拗な反対をした母の態度に疑問を抱く。


二人の視点から構成された小説。