涼宮ハルヒの消失

ハルヒって誰のことなの?」

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

 ある日ハルヒが学校から消えた。
 校内でハルヒの名を知っているのはキョンだけだ。
 SOS団の同士だったはずの連中はキョンのことなど眼中なく、一般人のように学校に通っているし、かつて消失したはずの人物は復活していて笑顔でご挨拶。
 一体何が?日常だった非日常はどこへ?


 三巻をかけて積み重ねてきたことを無にされて、取り戻そうと奔走するキョンの焦燥感が良くわかった。
 この巻まで来ると、かなり面白い。前三巻がこのための前振りかと思うぐらい。