涼宮ハルヒの暴走

短編集

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

○序章夏
 夏合宿終了後の短編への導入


エンドレスエイト
 夏休み熱。
 たぶん、そんな熱病がどこかの密林からチョロチョロ出てきたんじゃないだろうか。


 終わらない夏休み。
 ふと気がついたけれど、このシリーズの短編タイトルネーミングか好き。


○序章秋
 文化祭終了後の短編への導入


射手座の日
 かつてないやる気を見せ、長門はタイピングゲームよろしくめまぐるしい動きでキーをパンチし続けていた。


 ハルヒの卑劣な罠にはめられてぶんどられた最新PCを取り返す!
 復讐に燃えるコンピューター研が自作ゲーム「The Day Of Sagittarius 3」を手にSOS団との決闘を申し込んできた。


 長門ぶち切れ編。
 シミュレーションゲームのリプレイ記事のようで楽しかった。


○序章冬
 冬休みへの短編への導入


雪山症候群
「あなたが見ていたのはどちらのユキでしょう。空から降るほうですか?それとも、」


 冬合宿は雪山で遭難編。
 「涼宮ハルヒの退屈」内の短編「孤島症候群」と長門有希とをかけたタイトル?
 長門分が加わった分、非日常かつマスマティックな仕上がりになっている。



 長門強化巻だったのか、全話通してやたらとフィーチャーされている。